こんにちは豊美歯科クリニックです。
今回は産婦歯科検診の必要性について投稿いたします。

 女性の出産回数が多いほど残っている永久歯の数が少なくなる傾向のようです。
それは妊娠中の治療は控えてしまう傾向や、出産後は子育てが忙しく健診に行けない事が考えられます。
妊娠中は50%~70%の方がつわりを経験されており、約3割の方がつわりの影響で歯みがきがつらいという経験をされております。出産後は生まれた子ども中心の生活になるため、家事や育児で睡眠や食事が不規則になりやすく、育児ストレスや自律神経の乱れでお口の中の環境も乱れ、むし歯や歯周病になりやすくなります。又、子供のお口の中の健康についても、早い段階から意識をもってもらう機会として産婦歯科検診を受診してください。

気になることQ&A

・赤ちゃんはどうしたらむし歯になるの?

 生後19ヶ月(1歳7ヶ月)~31ヶ月(2歳7ヶ月)の期間(感染の窓)に、むし歯が感染しやすいと言われています。以前は両親から感染・伝播すると言われていましたが、両親以外からの感染・伝播も確認されています。まずは両親のお口の中の清掃やむし歯を治療する事で、むし歯菌をへらしておく事が大切です。
 近年では予防できるため、食事指導やフッ素の使用、ブラッシングで発症が予防できます。

赤ちゃんの歯みがきはどうしたらいいの?

・離乳食で糖分の含まれる食品を口にされる時期に歯みがきが必要になります。授乳と並行して離乳食の時期

・受診タイミングは生後6~9か月ごろは離乳食の開始時期、赤ちゃんが7ヵ月頃に生え始める時期にもなりますので、お母さんと一緒に受診してください。

・歯みがきの仕方がわからない。

・産婦歯科検診にてアドバイスいたします。

・治療時の麻酔など授乳に影響はないでしょうか?

・授乳中安全に使用できると考えられる麻酔薬を使用していますので安心して受診ください。

・歯並びについて

・定期健診などで確認できます。随時歯科医師にお尋ねください。

対象者

・福岡市在住の方は、産後1年以内の産婦(赤ちゃんの1歳の誕生日以前であれば受診可)

必要なもの

・母子健康手帳持参してください。

・費用は無料

当医院で産婦歯科検診を受信できます。お電話、ネットからの事前予約が可能です。
お気軽にご相談ください。