丈夫な歯にするには、ある栄養素が必要です。
歯はエナメル質・象牙質・セメント質で出来ておりリン酸カルシウムの一種でハイドロキシアパタイトで出来ています。
糖を必要とするミュータンス菌により、歯のエナメル質が溶けだすのをカルシウムで修復してくれるのです。
そのカルシウムが不足すると、修復が追い付かなくなり歯の表面が弱くなりむし歯になってしまいます。
カルシウムは体の骨と歯の健康を保つために必要量を満たす必要があります。
カルシウムが多く含まれている食べ物は乳製品と緑黄色野菜です。
乳製品の中では牛乳やチーズ、ヨーグルト
緑黄野菜は小松菜やほうれん草、春菊などの青菜類にカルシウムが豊富に含まれています。
緑黄色野菜は低カロリーでヘルシーですので多く摂り入れる事ができます。
カルシムの成人一日摂取量は600㎎以上で、閉経後の女性や高齢者は800㎎から1000㎎です。一度に大量に摂取しても処理はできません。1回の食事摂取は500㎎までとされています。
また、カルシウムを効率良く吸収するするには、ビタミンDを一緒に摂る事でいっそう効果的になります。干ししいたけやきくらげ、丸干イワシ、シラス、カレイ、ブリ、サンマ、卵などの食品です。
カルシウムは体にとっても大事な栄養素です。あまり歯の栄養素として意識した事はありませんが、虫歯とカルシウムが関係している事には驚きですね。
乳製品や緑黄色野菜でカルシウム不足を補うことで健康で丈夫な歯を維持していけるでしょう。
牛乳100mlで110mg
プロセスチーズ100g中には630㎎
パルメザンチーズ 1300㎎
ナチュラルチーズ 660㎎
ほうれん草 1/4束 70g中には34㎎
小松菜 100g中には170㎎
乳製品ではチーズ、緑黄色野菜は小松菜が効率よくカルシウムを摂取できそうです。又摂取時にビタミンDを忘れず摂取して下さいね。